循環型社会の形成に向けて、3Rとして
Reduce(発生抑制)
Reuse(再利用)
Recycle(再資源化)
が進められています。
この中で、廃棄物の発生量自体を減らしていく、ということが最も重要である一方、人のライフスタイルに密接に関わることから、実現していくことが困難でもあります。
人が廃棄物削減行動をするには、どのような心理的な因子が影響を与えているのでしょう?
そのような因子を解明することによって、市民に対して、廃棄物削減施策を進めるにあたって、より有効な施策を提案できるようになるといえます。
当研究室では、ブラジルのサンパウロを対象として、市民の廃棄物削減行動に与える心理的因子の大規模アンケートによる抽出を行い、心理学的行動モデルを作ろうとしています。
さらに、そのモデルに基づいた教育プログラムを作成し、実際に現地の住民に、適用してみることによって、その実施効果の評価を行なおうとしています。
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