本文へスキップ

東京大学大学院工学系研究科
環境システム研究室

在学生の声VOICE

環境システム研究室を選んだ理由

漠然と環境問題に興味をもっていた高校生の頃、“都市”という、人が実際に生活する視点から環境問題を捉えるという花木先生の著書を読み、この研究室に行ってみたいと思いました。大学に入ってからも、環境サークルの学生活動として様々な環境活動に関わりつつ、多くの環境に関する分野をみてきましたが、東大で“環境”というものを扱う多くの研究室と比較しても、やはり私がやりたいと思っていた環境問題を実社会との関わりの中で捉え、その解決に携わっていくことができる場としては、この学科・研究室しかないと思い、こちらに進学を決めました。


研究室生活について

私たちの研究室は、おそらくみなさんが想像するような研究室単位の生活というものはありません。学生は都市工学専攻の環境コース5研究室みんなが同じ部屋を共有しており、研究室の垣根なく学生生活を送っています。研究は、月に2,3回、先生方が学生一人一人を個別に見てくださる贅沢な個人ミーティングを軸に、時々システム系(非実験系)の学生全体ミーティングを交えながら研究を進めていきます。統計解析や数式計算を行う学生が多いので、各自のスペース、PCが割り振られ、各自のペースで独自に研究を行っています。
私は、アンケートを取りそれを統計解析するということをメインにしているので、ほとんどの時間、自分のPCの前に座っています。それに加えて、社会との関わりとして、一般市民の人を対象に環境のワークショップをしたり、環境関連の会議に出席したりと、今まで行ってきた環境活動をどのようにすれば研究として実施できるのかを模索しながら研究を進めています。


後輩へのメッセージ

環境問題に興味があるという人は、これほど恵まれた環境はないと思っています。先生方は、私達自身の問題意識を重視して好きな研究をさせてくださいながらも、一人一人にとても親身にアドバイスや興味深いコメントをくださいます。また、本コースは都市環境工学という歴史のある専門性に裏付けされており、他の研究室とのつながりも深いので多様で有意義な意見を聞くこともできます。多様性という観点では、大学院になると留学生も多く、国際性を身につけることもできます。
環境問題、人、都市や社会に興味があるみなさんは、ぜひ環境システム研究室を考えてみてはいかがでしょうか。
一緒に研究生活をおくる日がくることを楽しみにしています!



バナースペース

東京大学 大学院工学系研究科
都市工学専攻 都市環境工学講座